100 Stories

#Interview 01: Director / Yurota Endo

Written by Yuri Morita | October, 5, 2022

(ハンドレッド)メンバーのインタビューを、順々に大公開していきます。
特に役員やマネージャーには密着取材を実施し、よりリアルな日常をお届けします。

記念すべき1人目は、取締役の遠藤祐太朗さん。

遠藤さんはHubSpot歴7年のスペシャリストとして、マーケティングの戦略設計から実行支援まで、一気通貫でお客様に伴走。お客様のビジネス成長を前提としたコンサルティング+αを得意としています。

Profile

  • 名前: 遠藤祐太朗
  • 年齢:29歳
  • 出身:京都
  • ポジション:取締役
  • 趣味:サーフィン、サウナ、山登り

100で大活躍する遠藤さんに、今回は密着取材させてもらいました!
クールな彼の内に秘める熱い想いを知ることができました。

9:20 出社

基本は自転車通勤。暑いのに、さわやかなスマイル!

オフィスに到着したら早速デスクに座ってメールやSlackのチェックをします。
朝の一杯は100が運営するコミュニティカフェ『世田谷百貨店』のコーヒー。

10時までは、当日の打ち合わせの資料確認と準備に時間を使います。

10:00〜11:30 J社との定例会

J社は貿易関連の会社です。まだHubSpotを導入して間もないので、戦略設計とコンテンツマーケティングのプランニングをしている初期段階。
100のプロジェクトマネージャー(PM)栗原さんと遠藤さんがメインで進めるプロジェクトで、前日に実施した作戦会議の内容をもとにお客様へご説明とご提案をします。

11:30〜12:00 振り返り&作戦会議

会議が終わったらすぐに振り返りと次回の作戦会議を実施します。

12:00〜13:00 作業時間

16時からのA社との戦略会議に備えて資料の確認や最終準備をします。

13:00〜14:00 昼食

ランチは買ってきてオフィスで食べるスタイル。オフィス近くのオオゼキ(スーパー)は貴重な存在です。本日のメニューはそうめんとBIGかにかまフライ!夏を感じますね。

14:00〜15:30 N社との定例会議

カスタマーサポートセンターの代行などをおこなっている会社様。新しいお客様で、HubSpot導入支援を開始して2回目の打ち合わせです。まずは現状のヒアリングを中心に行います。

プロジェクトメンバーは、100のシニアプロジェクトマネージャー田邊さんとPM鈴木さんと遠藤さん。

16:00〜17:00 A社との戦略会議

公式LINEをうまく連携させてHubSpotを活用している、誰もが知るBtoCの会社様。

昨年12月頃から伴走支援していますが、来月以降どういう戦略を立てて、どういう支援をするか、追加予算取りのための重要な会議だそうです。

17:00〜17:30 G社に関するインナー会議

メンバーは100の代表田村さんとPM阿部さんと遠藤さん。

G社は、コーポレートサイトの構築や顧客管理にHubSpotを活用しています。そして現在コーポレートサイトリニューアルのプロジェクトも進行しているそうです。

田村さんが窓口になっている案件で、阿部さんがWebサイトの運用を担当、遠藤さんが広告運用やHubSpotアドバイザーを担当しています。

17:30〜19:00 後輩育成&案件共有

7月に入社した鈴木さんの教育をしながら、プロジェクトの情報共有と業務説明を行います。
鈴木さんは熱量が高く、飲み込みが早い!これからの成長と活躍がとても楽しみですね。

20:00 終業

いつもだいたい早くて19〜20時、遅くても23時くらいには退社。
終わらない場合は夜ではなく、翌日の朝に早く起きて作業しているとのことです。

遠藤さん、本日もお疲れ様でした!

いろいろ気になることを、お仕事の合間にインタビューさせていただきました。

”もっと深く知りたい”と思った。

ー最近サーフィンにハマっているとお伺いしたのですが、休日はなにをして過ごされてますか?
土日どちらかは出かけるようにしています。今だと特にサーフィンにどハマりしてます。こんなにハマった趣味は久しぶりで、平日でもたまにサーフィンしたくてウズウズしてます。笑
最近車も買ったので、朝7時くらいから千葉のほうに出かけてサーフィンして、おいしいもの食べて夕方帰ってくる感じです。そこからは映画見たりサウナ行ったり読書したりいろいろですね。

ーとても充実してますね。まずはそんな遠藤さんのご経歴をお伺いしても良いですか?
新卒で田村さんが代表を務める会社に入社しました。
もともと学生時代に3〜4ヶ月のインターンをしていたので、それがHubSpotとの出会いです。

1年目は社内マーケと営業から始まり、2年目にはプロジェクト側もやるようになりました。
2年目に初めてINBOUNDに参加したんです。そこでHubSpotのカルチャーを体感して、すごく魅力を感じたと同時に、もっと深く知りたいと強く思いました。

当時の会社を辞めて、田村さんと一緒に別の会社を立ち上げたり「世田谷百貨店」を立ち上げたり、いろいろありました。そして本気でまたHubSpotをやろうということで株式会社100としてHubSpotのビジネスを始めました。

「世田谷百貨店」立ち上げの経験が僕の中でとても貴重で、表現しづらいんですが”人間らしく働くこと”をそのとき知ったんです。
売上だけでなく楽しさややりがい、お客さんをハッピーにするみたいな、そんな気持ちを大切にするきっかけになりました。
平日はHubSpot事業、週末は「世田谷百貨店」のイベントを開催したりでかなり充実していたんですよね。
現店長のマイさんに出会ってから、「世田谷百貨店」は完全に任せることができました。

それから株式会社パンセと一緒になり、もともと一緒にやっていたメンバーばかりなので、また昔のメンバーで再スタートを切ったという感じですね。

チームを強くすること。

ー遠藤さんの100での役割/ポジションを教えてください。
比較的なんでもやっています。
100には営業部署がないので、僕自身が営業もやりますしプロジェクトの推進もやります。あとはまだ経験が浅いですが、CSチームのマネジメントもやっています。

ー幅広いですね。その中でも特に今後注力したい分野はありますか?
最近は、マネジメントとか”チーム作り”を強く意識するようになったので、そこを強化したいです。
いままでは”自分が活躍する”とか”自分がどう貢献するか”って思考だったんですが、いまは”チームを強くする”方向に思考がシフトしました。

ー思考が自分軸から会社軸になったきっかけや理由がなにかあったんですか?
パンセと一緒になって人が増えたからですかね。元々3人でやっていたので、それぞれが売上立ててプロジェクト回していて、なにかあれば自分がやらなければいけない状況でした。
メンバーが増えて、もちろん案件の規模や進め方も変わって、個の力でどうにかならなくなったのが大きいですね。

ー面接で聞かれることが多いのですが、どのようなお客さま・プロジェクトが多いですか?
最近はエンタープライズ系の会社も増えて、6割くらいが中小企業、3〜4割がエンタープライズ系かな。
業種で言うと、いわゆるBtoBが6〜7割、BtoC系が3〜4割程度で、お問合せいただく割合も同じくらいですね。

Web制作に課題があったり、マーケティングや顧客管理とかデータ設計やりたい、システムの開発/連携したい、などHubSpotを軸にいろんな課題感を感じているお客さまがいます。

ーその中でも遠藤さんの得意領域はあるんですか?
100には制作会社出身の方が多いのですが、僕はそうではないので、CRMの設計とか運用しやすい形にするご提案などは他の方よりは得意なのかなと思います。

とにかくHubSpotが大好き。

ー仕事に対するやりがい、モチベーションはどこにあるのでしょうか?
HubSpotが好きなので、新規のお客様でHubSpotを知らなかった人が会社で導入して触れてくれることがすごく嬉しいです。HubSpotは良いツールだし良い会社なので、それを知って使ってくれることがやりがいです。

ーそんな大好きなHubSpotの魅力を教えてください!
よく比較される、Salesforceは営業からスタートしたツールなので、営業寄りの思考なのですが、HubSpotにはインバウンドの考え方が反映されています。機能ごとにUIも違いますし、圧倒的にHubSpotのほうが使いやすいというのがツールとしての魅力ですね。

あとは会社として、カルチャーやMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)だったり働く人にもインバウンドの思想が反映されているので、そこがすごい素敵だなと思います。

ーそういえば田村さんも同じようなことをおっしゃっていました。ツールや会社や働き方などすべてにインバウンドの思想が反映されて一貫性があるところに惹かれたと。
あと、HubSpotを使ったり学ぶ上での魅力もあります。
HubSpotはマーケティングだけのツールではないので、HubSpotを知ればマーケも営業管理も顧客管理やカスタマーサポートや考え方やカルチャーなど、ビジネスのすべてを理解できると思います。とても奥が深く面白く、やりがいを感じます。

ー魅力だらけですね。そんなHubSpotのお仕事で大変なことや挫折ってありますか?
挫折は基本ないですが、仕様変更が多いのは大変かもしれないです。あとは領域が広いので、学ばなければいけない範囲も広く大変ではあります。そんなに大変だと思ったことはありませんが。笑

ーずっと田村さんのもとで働いてきたと思いますが、遠藤さんにとって田村さんはどんな存在ですか?
今の僕があるのは田村さんのおかげですからね。
インターンのときに出会えてHubSpotに出会えて今があるので。恩人です。

ー将来の目標はありますか?
レビューMTGでも話しましたが、100が海外でも認知されてお仕事できていたりとか、僕自身が海外で働くとか、ゴールではないですけどそういう目標はありますね。ただ海外で働くというわけではなく、100に関わることで海外進出したいですね。

”気持ちを想像する”

ー”半歩先をてらす”について遠藤さんは”想”の一文字で表現されましたが、その心は?
誰かがやったことをやるのがお仕事ではないので、お客様の状況やマーケットの動向とかを”想”像した上で考えて示してあげることが重要。いろんなことを考えて”想”像することがキーになると思いました。
あとお客様の担当者の立場が会社の中であると思うのですが、その担当者のことを”想”像した上でご提案したりプロジェクトを進めたり伴奏するのは大切ですね。

ーバリューの”気持ちを想像する”につながりますね。
たしかに!気づかなかった。

まずは、知ってほしい。

ー最後に、100に興味を持ってくれた方へのメッセージはありますか?
まず、めちゃくちゃいい会社だと思います。本当に働いてみてほしいです。

仕組みや体制など、会社としてまだまだこれからな部分も多いんですが、HubSpotに高いレベルで関われることや、田村さんはじめ素敵なメンバーがいるチームで働くことは絶対にプラスになるという自信があります。

僕の周りの友人とか、みんな会社に対する不満を持っているんですよ。みんな100に来ればいいのにって結構本気で思っちゃいます。

まずは知ってほしいです。
僕自身はまだまだですが、HubSpotや田村さんは本当に素晴らしいです。

遠藤さん、素敵なメッセージをありがとうございました。

HubSpotや田村さん、そして100に対する愛と熱量を感じた1日でした。クールなだけでなく、実はとっても”熱い男”なんですね!

少しでも遠藤さんの本気や100の魅力が伝われば嬉しいです。
今後の遠藤さんの更なるご活躍に、乞うご期待!

それではまた次回、お楽しみに。