金澤さんはSenior Project Managerとして、自らプロジェクト進行を担当しつつチームメンバーのサポートやマネジメントも担当します。
社内からはもちろん、お客様から絶大な信頼と安心感を寄せられている金澤さんに密着しました。
上司として時に厳しく、時に優しく、そんな”飴と鞭”をうまく使い、札幌メンバーを中心にチームを統括しています。
社内イベントではいつも楽しい企画を準備してくれるとても頼もしい存在。
実はものすごく変わった経歴を持っていて、とっても多才な金澤さんにお話をお伺いしました。
Profile
名前: 金澤 広起
年齢:45歳
出身:北海道
役割:シニアプロジェクトマネージャー
趣味:料理、エマの散歩、漫画、音楽、ドライブ、旅行
他のメンバーが出社する10:00までにメールチェックや自分の作業を進めます。
当社ではフレックスタイム制度を取り入れているので、出社時間は自由。
金澤さんは出社とリモートのハイブリッド型勤務なので、出社するのは火曜と水曜。リモートワークの日は打ち合わせと作業に集中しているようです。
札幌オフィスでは毎日決まった時間にラジオ体操が実施されます。
3Fのミーティングルームで、自由参加。
前日までにSlackで上がっていた質問やメンバーの悩みをキャッチアップして相談を受ける時間。
出社日は、メンバーのサポートやコミュニケーションに時間を使うように意識しています。
札幌オフィスの周りには、スープカレーやラーメン、お寿司、その他なんでも美味しいお店がたくさんあります。時間が合う人たちと外に出て、美味しいランチを食べながら雑談を楽しみます。
T社は組織が大きいため、承認のプロセスが大変。上層部に承認をとるための資料作成と提案を丁寧に行いました。
同時に、活用しているHubSpotに関する質問などが出てきたらこのタイミングで回答します。
次はラジオ体操第二。体を動かしてリフレッシュすることで、後半戦も集中できますね。
昨年、HubSpotでオウンドメディアを構築したお客様で、いまは運用面を伴走支援しています。
もともと谷脇さんがプロジェクトオーナーだったところを信太さんに引き継ぎ、信太さんがマーケティング周辺を担当、金澤さんがテクニカルな部分を担当しています。
田嶋さんがメインPMを担当するプロジェクト。
こちらはCMS機能拡張の開発案件なので、金澤さんは技術的なサポートをしています。
進捗状況とテスト実装中のシステム稼働状況を共有し、修正内容の確認をしました。
細かい作業を片付けて帰ります。
メインで担当しているプロジェクトがいくつかあるので、空き時間にはお客様からの日々のお問い合わせに対応し、必要な作業を進めます。
今年になってシニアプロジェクトマネージャーという役割になったので、自分が手を動かすだけでなく、他のメンバーに作業させて自分がチェックするような立ち位置が多いようです。
お疲れ様でした!
札幌オフィスでみんなに頼られる金澤さんは、みんなのママのような存在ですね。
それでは、インタビューのお時間です。
最近は、目が覚めたらまずエマ(愛犬)のお散歩をします。
帰ったらネット漫画を見て、ひと段落したら家のお買い物に行ってブランチを食べます。午後は漫画を読むか映画を観る。
休日はかならず夕食を作りたいので仕込みをしたり、整体に行ったり、そして夕方にもう一度エマの散歩に行きます。料理は好きです。
やってきたことを簡単にご説明しますね。
大学卒業後、Webデザイナー、経営コンサルティング、札幌市役所の運転手、アパレルの販売スタッフ、ビジネスフォンの訪問営業、イベント設営解体、トラックドライバー、宅配の事務員、またトラックドライバー、Webデザイナー、Webディレクター、そして今です。
ーー本当にいろんなことやってますね。最初はWebデザイナーなのですね。
入口はそうなんです、で仕事をやりながらラッパーとして音楽活動をしていました。
今は趣味程度ですが、大学時代から本気で音楽活動をやっていて、14年前にはソロアルバムをリリースしました。
大学時代からロックバンドをやっていたのですが、23歳頃からはベースを弾きながらラップをやるというハイブリッドなことをやるようになりました。
しかし当時、自主制作でCDを出す発売日の前日にバンドが解散してしまったのです。
もともとボーカルと私2人のユニットからはじまったのですが、人が増えたことによってやりたいことができなくなったようで、リーダーであるボーカルが突然「辞める」と言い出したのです。
私は音楽を続けたかったので、後輩とユニットを組んでクラブ音楽をやるようになって、ヒップホップDJと出会って本気でヒップホップをやろうという話になったのが、27歳の時です。
それからソロのラッパーとしてDJと組んで音楽活動を始めて、毎週のようにクラブイベントに呼んでもらって、32歳の頃にソロアルバムを出しました。
憧れていたメジャーDJと仲良くなって、書いてもらった曲にラップを載せたときに、「じゃあレコーディングしようか」と言ってくれたのです。
ーー音楽はもうやらないのですか?
音楽は趣味の範囲で良いかなと思っています。
もともと大学の専攻は絵画なので、鉛筆やデジタルで絵を書いたりもします。
ーー絵がお上手ですよね!もともとクリエイター寄りなんですね。
そうですね。多分、ものを作るお仕事が好きなんですよね。
実は今のお仕事もその延長戦上だと思っています。
いまは”シニアプロジェクトマネージャー”として、プロジェクトの進行はもちろんですが、プロジェクトメンバーを統括したり指導や教育をする立場です。
ーー前職などでも開発系のご経験が多いんですか?
もともと自分自身がデザインやってコーダーやって開発エンジニアもやってPMをやっていたので。
エンジニアとのテクニカルな話や、クライアントさんの要望を理解して実現化するためにエンジニアに翻訳してプロジェクト進行するようなことも得意です。
ーーそうだったんですね。でも実はHubSpot歴で言うと社内ではまだ浅いとお伺いしました。
そうなんです。まだHubSpot 2年生なんですよ。
ーーHubSpotに対する印象を教えていただけますか?
これまでのキャリアの中でいろんなシステムを使ってきましたが、HubSpotは「まだ”完璧”ではないけれど”快適”なシステムだなと思っています。
ーーそんなHubSpotの面白さを教えてください。
全部で3つあります。
1つ目は、オールインワンになっているのでHubSpotで完結できること。MA・SFA・CRMなど普通はばらばらのツールを使い分けることになるけど、HubSpotひとつだけで完結します。
2つ目、さっきと矛盾するんですが、HubSpotに足りない機能を他のツールと連携しやすいようになっていること。完璧ではないので、他のツールで補うという考え方があります。
最後3つ目、開発の拡張性があるということ。いろんな使い方や可能性がありますね。
ーー仕事に対するやりがい、モチベーションはどこにあるのでしょうか?
前提として、私はWebが好きで仕事しているわけではないんですよ。
本当ならば町おこしとかをしたい。
ただ今の仕事って町おこしみたいに、なにかを活性化するとか人と人を繋げるとか、そういうことをこの”HubSpotを使ったプロジェクト”で出来ている気がするんですよね。それが楽しい。
ーー金澤さんは、周りからとても信頼されていたり、関係作りが上手だと感じています。コミュニケーションにおいてなにか大事にしていることはありますか?
名前を呼ぶように意識しています。まず名前を覚えて、かならず名前で呼ぶこと。
大学が教育学部だったのですが、その時に恩師から教えていただいたんです。名前を呼ぶことで信頼関係ができるんですよって。それを意識しています。
たとえば、「お疲れ様」ではなく「◯◯さんお疲れ様」みたいに必ず名前を呼ぶようにしています。
ーーとても大事なことですね。金澤さんが感じる、100の一番の課題はなんだと思いますか?
ガチな話をしますね。どうしても、意識差があるかなと思っています。
スキルレベル、経験値の違いがあるのは仕方ないですが、当社ビジョンの達成は簡単なものではない。
達成するためには、チーム一丸となって一定以上の意識を持って進める必要があります。
進められる人と進められない人、さらには進めたいけど進められない人と進める気がない人もいるかもしれません。
それをどう上手くコントロールして円滑に進められるかが会社としては課題だと感じています。
ーー”半歩先をてらす”について、”希”という一文字で表現いただきましたが、その心は?
半歩先をてらしてくれるって、クライアントにとっては希望の光だと思うんですよね。
ただてらすわけではなく、これから歩む大変なゴールに向かって伴走しながらてらす、のであればそれは希望の光なんだなって思いました。
興味をもってくれたのであれば、リスクを考えずに飛び込んでほしいです。
先ほどお伝えしたように、私ってまだ2年目なんですよ。
100には田村さんという神がいて、10年選手みたいなメンバーがたくさんいます。それでもシニアPMとして活躍できるフィールドがあります。
やったことないジャンルで未経験で不安だっていうのはわかります。でも可能性しかない、だから飛び込んでほしいです。
ーー金澤さんを見ていて、本当に2年目?って疑ってしまいます(笑)。2年目でここまで活躍できた金澤さんと、他の方との違いってなにかありますか?
実績としてはきっとないです。ただ、プロジェクトにアサインされるマインドが違うのかもしれません。
なにか案件が出てきたときに、経験のないことに対してもまず一番に手を上げていましたね。とにかくなんでもやって自分から経験を積みに行く姿勢でした。
たしかに難しいことをやっています。不安もあるとは思いますが、結局マインド一つだと思うんです。
だから、挑戦してほしい。
こんな私でもここまでこれた、そんな会社です。
田村さんとサシでランチに行った時の言葉がとても記憶に残っています。
そう言ってて、私もまさにそうだなと思っています。
誰にでもできるんだよってことを伝えたい。
この素晴らしいチームで同じマインドで闘ってくれる戦士を待っています。
金澤さん、ありがとうございました。
素敵なお話が聞けてよかったです。異色のキャリアを持っていて”なんでもできる金澤さん”の裏側には、仕事に対する熱い想いや努力があったのですね。
少しでもご興味をお持ちいただけたら、お気軽にご応募くださいませ。
それではまた次回、お楽しみに。